神山町の森づくりの歴史は、古く江戸時代にはじまったと言われています。戦後、全国的にみても早い時期に杉・ヒノキが植えられ、今では、建築に適した強度を持つ樹齢50〜80年生の杉が多くあります。
木の家づくりの良さの一つに、素材の特性があげられます。
杉は、触れるとあたたかく、やわらかい、体にやさしい素材。家になってからも湿気を吸ったり吐いたりと呼吸をし続け、室内を快適に保ちます。また、杉の香りには、ストレスを癒し、質のよい眠りを促す効果があり、「木」に備わった力を活かした住まいは、1年を通し、心地よく暮らすことができます。
このまちには、木の特性をよく知り、くせを見極め、適した扱い方ができるつくり手たちがいます。まちの中で製材所・工務店・設計士が連携できる環境は、より木の力を活かした家づくりを実現することができます。
木でつくることは、手付かずになっていた山の手入れにもなります。山がもつ本来の役割がより発揮され、水や空気の豊かな状態にもつながる。わたしたちは、その恩恵を受けながら、健やかに暮らしていくことができます。
ぬくもりのある木と暮らす「家づくり」をしてみませんか。
木の家づくり Q&A
Q. 神山杉の家づくり?
あなただけの家づくりを体験してください。木の調達をはじめ、乾燥や加工の方法もあなたの家づくりに合わせて選択できます。また、新築・増改築の大きな工事に限らず、床の張替えなどのリフォーム工事にもお使いいただけます。
ただ、山から伐った木は、乾燥しないと使えません。方法は大きく2つあります。まず、自然の力を利用した天然乾燥では、材料として使えるまでに約一年ほど必要です。ですので、余裕をもった計画をお勧めします。もう1つは、機械で乾燥させる人工乾燥で、短い期間で使用することが可能になる方法があります。
Q. こんなときは誰に頼めばいい?
こだわりの住まいをつくりたい方は、まずは設計事務所へご相談ください。プランニングからお手伝いします。工事の依頼やすでに設計図がある場合には、工務店へ。住まいの不具合・修繕もお気軽にお声がけください。
「つくり手の紹介」では、それぞれの家づくりへの想い・技術的な強みを知ることができます。ぜひ、想いや考えに共感できるつくり手にご相談ください。あなただけの理想の暮らしをかなえる家づくりをサポートします。
ぜひ、想いや考えに共感できるつくり手にご相談ください。
きっと、あなただけの理想の住まいや暮らしを実現できます。
Q. 完成した建物の見学はできますか?
町内にある鮎喰川コモンは、神山杉をふんだんに使用し、建てられています。
どなたでも利用できますので、神山杉の質感や木でつくられた空間の雰囲気を実際に感じていただけます。
詳しくはこちら
鮎喰川コモンHP
Q. 神山町外で建てる場合でもお願いできますか?
神山杉を使用した設計や工事は、町外にも対応できます。
対応しているエリアは、つくり手によって異なりますので、お気軽にお問い合わせください。ただし、神山町補助金制度の対象となりません。
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神山町の補助金制度
神山町産材使用住宅 新築等補助金
町産材の利用促進による林業活性化や、資源の町内循環による地域経済の活性化を目的に、 神山町認証木材使用住宅の新築や増改築並びに店舗等に対する助成制度を行っています。
申込期間
当該年度の11月末日まで交付要件・補助内容
補助対象者の住所は問いませんが、税の滞納等が無い方です。
(1)新築の場合(場所は問わない)
- 延床面積が33平方メートル以上の新築
- 神山町認証木材の製材品を5立方(町外は10立方)メートル以上使用していること
- 併用住宅の場合は、延床面積の2分の1以上を居住の用に供しており、居住部分が補助対象
- 補助額 製材品1立方メートル当たり3万円
- 限度額 60万円(町外は30万円)
- 繰越 翌年度の7月末日まで可能
(2)増改築の場合(場所は神山町内)
- 増改築分部の延床面積が10平方メートル以上の工事
- 神山町認証木材の製材品を1立方メートル以上使用していること
- 補助額 製材品1立方メートル当たり3万円
- 限度額 30万円
※増改築の場合についても、自己の居住する住宅に限ります。
また、固定資産税の評価が伴う増改築が対象となりますので、単なる板の張替えや、柵、ウッドデッキ等付属物の工事は対象となりません。
※自己の居住する住宅が対象となりますので、車庫、倉庫などは対象となりません。
※予算に限りがございますので、事前にご相談ください。
(3)店舗・事務所等の木質化(場所は神山町内)
- 木質化の面積が20平方メートル以上(内外壁・床・天井材)の見える部分の面積とし、両面使いは片面のみ
- 町産材仕様のPRプレートを設置すること(大きさは任意)
- 補助額 1平方メートル当たり5千円
- 限度額 50万円
(4)その他
- 予算に限りがありますので、事前に相談してください。
神山町若者定住支援住宅新築等補助金
神山町に定住しようとする若者を支援することを目的として、町内出身者でUターンを希望している若者や、すでに町内に住んでいる若者がマイホームを取得する際の工事費等に対して補助を行います。申込期間
当該年度の11月末日まで※住宅の新築、改修の場合は工事着工前、中古住宅取得の場合は売買契約前に申請が必要です。
交付要件
- 神山町に定住している者又は定住しようとする者(神山町在住の者、単身者、Iターン者、Uターン者も可)
- 申請時の年齢が満18歳以上40歳以下の者
- 申請年度の2月末日までに工事が完了すること(新築のみ翌年度の7月末までの繰越が可能)
- 補助金の交付を受けた翌年度(4月1日)から5年以上居住する意思がある者
- 町税等の滞納がない者
補助対象工事
補助対象工事については神山町若者定住支援住宅新築等補助金交付要綱Q&Aをご覧ください。神山町若者定住支援住宅新築等補助金交付要綱Q&A(PDF)
見積書記載例(PDF)
種類・助成額等の概要
※詳細条件がありますのでお問合せください。
補助率など、前年度より変更となっている点がありますのでご留意ください。
- 住宅の新築・購入又は中古住宅(土地取得、改修含む)
補助対象経費の2分の1以内
助成限度額150万円(町内業者の施工は200万円)
住宅の新築の際、土地の取得がある場合は取得費用の3分の1以内(上限50万円)を加算する
新築は翌年度の7月末日まで繰越可能 - 住宅増改築(工事費用10万円以上)
自己又は家族所有の住宅
助成対象経費2分の1以内
助成限度額50万円(町内業者の施工に限る)
申請方法等
申請を検討されている方は産業観光課までお電話をしていただくか、ご連絡の上来庁してください。その際に詳しく説明し、申請書をお渡しします。その後、申請書に必要書類を添付し、産業観光課まで持参、もしくは郵送してください。
神山町若者定住支援住宅新築等補助金交付要綱(PDF)
補助金の対象となるかは、以下のチェックリストを参考に確認してください。
若者定住支援住宅新築等補助金申請前チェックリスト(PDF)
お問い合わせ
神山町役場 産業観光課 商工観光係TEL:088-676-1118
詳しくはこちら(神山町役場HPへ)
神山町空き家改修事業補助金
神山町への移住促進及び空き家の有効活用のため、空き家の改修に要する経費の一部を補助します。
申込期間
令和5年4月3日~※申請は工事着工前に必要です。
交付要件
- 神山町移住交流支援センターを介して紹介のあった建物または空き家証明書により空き家であることが証明された建物で賃貸借契約等の契約日から1年が経過していないこと
- 神山町以外から神山町へ移住し住民登録をすることが明らかな者又は町内の住宅から住民票の異動を伴う転居者
- 申請年度の2月末日までに改修等が完了すること
- 補助金の交付を受けた年度、また翌年度(4月1日)から5年以上居住する意思がある者
- 町税等の滞納がない者
補助対象工事
補助対象工事については神山町若者定住支援住宅新築等補助金交付要綱Q&Aをご覧ください。神山町空き家改修事業補助金Q&A(PDF)
見積書記載例(PDF)
補助金額
補助率など、前年度より変更となっている点がありますのでご留意ください。補助対象経費の2分の1(上限100万円)
神山町空き家改修事業補助金交付要綱(PDF)
申請方法等
申請を検討されている方は産業観光課までお電話をしていただくか、ご連絡の上来庁してください。その際に詳しく説明し、申請書をお渡しします。その後、申請書に必要書類を添付し、産業観光課まで持参、もしくは郵送してください。
神山町空き家改修事業補助金交付要綱(PDF)
補助金の対象となるかは、以下のチェックリストを参考に確認してください。
空き家改修事業補助金申請前チェックリスト(PDF)
お問い合わせ
神山町役場 産業観光課 商工観光係TEL:088-676-1118
詳しくはこちら(神山町役場HPへ)
土地・家さがし
神山町内には不動産屋さんがなく、土地・家探しは、 移住交流支援センターを運営しているNPO法人グリーンバレーがお手伝いします。
詳しくはこちら
移住交流支援センターとは?
また、町内には3ヶ月から1年半程度利用が可能な、「すみはじめ住宅」があります。
移り住む際に、工事期間との調整や神山での暮らしを体感する拠点として活用できます。
詳しくはこちら
すみはじめ住宅とは?