対話を大切に、
知識と経験を尽くして
理想の家に
西岡建築設計施工有限会社　西岡由行さん

お客さんとのコミュニケーションを大切にしています。どんな些細なことにも耳を傾けることを心がけていて、最後まで楽しんでもらいながら完成することを目指しています。私たちは家を建てるプロ、お客さんは自分の暮らしを考えるプロとして、意見を交換し合うような関係性が良いと思っています。きちんとコミュニケーションが取れて、良い家を建てて、喜んでもらいたいですね。

香りがいいです。せっかく木で建てるなら、ひと部屋だけでも、木の香りが感じられる仕様にできたら良いと思います。

それに丸太から用意できれば、柱から床板まで、あますことなく使えるので、無駄がありません。自分の家の山の木を使いたいと要望があった時は、製材や材料の乾燥まで手伝ったこともあります。

なかなか図面だけで、完成を想像するのは難しいと思います。お客さんにとって、納得した家づくりができるよう3Dパースを見せることもしています。

近頃は、リフォームの仕事も多いので、耐震診断員、空き家判定士も取得しました。
また省エネ対策など、様々な国の補助制度もありますから、お客さんのためになる建築のどんなこともサポートしたいと思っています。

あとは技術を継承していく必要があると考えます。そしたら、我々の技術を活かした仕事をし続けられるはずです。そのためには、若い人たちに興味を持ってもらいたい。建築現場へ見学にきてもらうなど、知ってもらう工夫をしていかないと。
娘の方も、ハーフビルドを手伝う仕組みだったり、子どもたちに仕事を体験してもらう機会があればいいんじゃないかなど、色々と考えています。

自分が住みたい家を作ってもらうことを大事にしてほしいです。
私たちは、これまでの知識と経験で、理想に最大限近づける。そのことに力を尽くすのが、施工者としての役割だと思っています。