神山杉の家づくりを少しでも多くの方に知ってもらいたいと、
徳島中央森林組合・左右内製材所の協力のもと、ツアーを企画いたしました。
当日は、とても気持ちいい秋晴れの中、町内外から15名の方にご参加いただきました。
まずは、森林組合さんが実際に作業されている高根山の間伐作業の現場へ。
実際に人の手で伐採する瞬間と、機械で長さを整える「玉切り」の作業を見学しました。
その後、左右内製材所さんへ場所を移し、
伐採された木が建材になる過程を図や作業を見せていただきながら教わりました。
木は一見同じようでも曲がり方など一本ずつに「くせ」があり、それを見極め製材するのが腕の見せ所だとおっしゃっていました。
最後に、製材された木材を使ってどのような住まいができるのかを、
神山町産材で家づくりをした方と、設計を担当された赤尾さんのお話を伺いました。
家づくりをした方からは、木の家づくりを選んだ経緯やこだわりについて。
赤尾さんからは、木材を活かす設計の手法や町の大工さんの技術について、丁寧に説明してくださいました。
今回のツアーに参加いただいた方からは
「製材所の方からのお話が聞けたのが新鮮でした。」
「木を伐採から住まい手の方まで、一連のお話を聞かせてもらい勉強になりました。」
「山や水のためにもなる、木の家をぜひいつか建てたいと思う。」
「神山杉に関することを知れてよかった。」
など、貴重なお声をたくさんいただきました。
神山町には、地域材を扱う製材所をはじめ
木を扱う技術を持った大工さん、建築士さんがいます。
つまり、地域内で安心して木の家づくりができる環境があります。
ぜひ、神山杉で住まいづくりをしてみませんか。